福島市信夫方部では、民生委員の定例会を月に1度開催しています。
この定例会では、今年度から、会の最後に、いろいろな情報を提供し合い、共有しようという趣旨で、委員が小グループに分かれて行う懇談の時間が設けられるようになりました。
各委員の経験や意見を聞くことができること、これがなかなか貴重で、話題に出されるのは、何らかの問題点を含む経験ですよね。
すると、「そんな事例があるのか」「そんな観点から考えると良いのか」など、気付きや発見をいろいろと得ることができたりします。
話題として、やはり高齢者世帯のお話が多く出されます。
例えば、二人で問題なく生活してたところ、夫でも妻でも、片方を急に亡くしたときに残された人が抱える問題の多いこと。相続とか財産問題に限りません。病気を抱える人が残されたときに非常に困難な状況に、急に陥ってしまう可能性があることとか。そんな難局に直面することのないようにあらかじめ共有しておくべき対策はどのようなことか。
あるいは、客観的に問題があるのに、ご本人はさほど気にしていない。親類の方や近隣の方は問題視しているけれども、問題の捉え方が全然違ったりする。これが、相続でもめる火種に思えたりする。民生委員があらかじめ整理できないか、とか。
場合によっては、懇談の場に地域の包括支援センターの職員が参加してくださり、経験に基づくアドバイスをくださることもあります。
行政書士の業務に繋がる話題も多くあるので、支障ない範囲でブログで取り上げていきたいと思っています。

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